言葉
突然ですが、私は人が話している言葉や話をしているトーン(音の高低、大小、リズム、波長)
などで、その人の胸の内やお腹の中で考えていることが(いわゆる心の声)、
ほぼ全て分かります。
相手がいくら気を付けて本心を隠して言葉を発していても、分かってしまいます。
話している相手が意識していない状態、つまり素の状態(無意識)で発している言葉に
かなりの確率で反応してしまい、「この人って、本心はこんなことを思っているんだ。」と
気づいてしまうことが多々あります。
これを読んでくださっている方達の中にも、そうそう、わかるとおっしゃる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
例えば、話している相手がとても安定していて、周囲の人達にも気を配った言葉を
発している時は、全く問題ないのですが、表面的にはいかにも正当で立派な言葉を
発していても、本心は自分の利益やいい人に見られたいために発しているのだと
分かってしまうと、とても心が疲れます。
それが、一般的には社会的信用度が高い人と認識されている人の本心が、残念なことを
(人を犠牲にしても自分をよくみせたいとか、自分の力を誇示したいとか、
人を馬鹿にしたりとか・・・)思っていることが、分かってしまったりすると、
幻滅してしまいます。
さてここ最近、話している相手の心の声がまるわかりすることが、立て続けにありました。
それが、かなりハッキリしているもので、言い方は良くないですが、
「自分さえよければ、相手が嫌な気持ちになってもいい」というような感じの心の声が
まるわかりでした。
それを感じ取った時、「感じ悪いな。この人とはもう会いたくないな。」と瞬時に
思ってしまいました。
しかし、ここは大人の社会人なので、適切に対応しました。
人間は感情もあり、それぞれ立場が違いますし、自分のやりたくない事を
しなくてはいけないこともあるでしょう。言いたくないけど、言わなければ
ならないこともあるでしょう。
それは理解が出来ますし、私自身も残念な言葉を発していることもあります。(残念な言葉を
発しながら、自分で嫌な気持ちになっていますが)
言葉を発するときは、気を付けなければいけないのだなと考えさせられました。
皆さんも、言葉を発するときは、自分や他人の心を汚したり、心の声のダダもれ
にお気をつけください。