得手不得手

得手不得手とは、得意なことと不得意な事。

前回、私は内勤という形態でお仕事をしているとお話しましたね。

この内勤が私にとって、不得手なことだったのです。

私の中の内勤とは、いわゆる日本の企業のカタチでいうと、

支店勤務というものを指します。

オフィスビル内の広いフロアで部署ごとに机がならべられて、

たくさんの人が同じ空間で、パソコンをカタカタ言わせて、

シーンとした時間が結構長い時間づづく場所です。

長い社会人生活の中で、うすうす気づいてはいたのですが、

あからさまにそれを認めざるを得ない事が起こりました。

それは、内勤を始めてから2ヶ月半を過ぎようとしていた時でした。

頭と顔に激痛が走り、赤く変色したのです。鏡を見たときに思ったのは、

「サルのお尻みたいやん・・・」でした。

これはヤバいということで、病院に行くとお医者さんは私の顔を見た途端

「帯状疱疹ですね。痛かったでしょう。疲れちゃったんだね。」

と言いました。

その途端、私は「やっぱりそうですか」と答えていました。

帯状疱疹という病気は、疲労とストレスが原因らしいのです。

内勤を始めたときから、居心地の悪さを感じてはいましたが、

まさかこんな形で体に異変が起きるとは・・・

内勤って、いつも管理されていて息苦しいし、行動をいつも

監視されているので、不自由で仕方なかったのです。

今まで、体に異変が起こるようなことは、ほとんどありませんでした。

どんなに過酷な職場環境であっても、それなりにこなしてきたという自信が

あったので、ちょっとショックを受けました。

しかし、内勤と外勤の仕事をしている自分を比較してみると、内勤の時は

仕事があんまり楽しくなかったし、外勤の時の方が仕事が楽しく感じられて

いたことに気づきました。

私の中の外勤とは、支店といったようなオフィスビル内での勤務ではなく、

建築現場のような、社外で仕事をすること。

これって、内勤は不得手だけど外勤は得手ってことだよね。

それからどうなったかというと、内勤から外勤へ異動することになりました。

いつもはこんなに簡単に異動することはなかなか出来ませんが、

タイミングよく外勤へ異動できるチャンスがあり、

色々な人の手をお借りすることになりましたが、その方達のおかげで、

異動が成立しました。(とてもありがたいことです)

ということで、みなさんの得手不得手は何ですか?